Mariのプロジェクトを開くと、複数のタブが表示されます。
今回はタブの切り替えとビューオプションについて説明致します。
キャンバスの上にあるタブでビューを切り替えられます。
- Projects – Mariを起動すると最初に表示されるタブです。ここでは作業中のプロジェクトを表示します。右上のプルダウンメニューからはプロジェクトの並び替えができます。
- UV – UVパッチを表示するグリッドビュー
- Ortho/UV – UVパッチと正投影ビューの分割表示
- Perspective – 透視投影(パース)カメラビュー
- Ortho – 正投影カメラビュー
TIP: 現在選択しているタブ上のビューは、Canvasツールバーの、、ボタンやF10、F11、F12キーボードショートカットからも変更できます。
Canvasツールバーのオプション
Canvasツールバーでは、UVと3Dビューの表示オプションを設定できます。
Toggles on/off Wireframe Rendering – ボタン
モデルのワイヤフレームの表示/非表示を切り替えます。
ショートカットは[Shift]+[W]キーを同時に押します。ワイヤフレームの色はDisplay Propertiesダイアログで変更できます。
Toggles on/off UV Image Rendering – ボタン
UVビューでパッチの表示を切り替えます。パッチ全体のデータを確認する時に便利です。
・モデルの一部としての表示、または
・エクスポートする時の表示(パッチの角周辺が上塗りされた正方形の画像)
Toggles on/off Whole Patch Project – ボタン
元のジオメトリのシェルの外にあるUVパッチに対してペイントを投影するかどうかを切り替えます。
このコントロールはUVビューでしか使用できません。
Switch to Ortho Camera – ボタン
現在選択しているタブまたはビューをOrthographic (正投影)カメラビューに切り替えます。
Switch to Perspective Camera – ボタン
現在選択しているタブまたはビューをPerspective (透視投影)カメラビューに切り替えます。
このビューでは、ニア/ファークリッピングプレーンと画角(視野角)を設定できます。
Switch to UV Camera – ボタン
現在選択しているタブまたはビューをUVカメラビュー(UVタブ)に切り替えます。これにより、モデルのパッチを“フラット”な状態で表示できます。
Near – 入力ボックス
Near clipping plane (ニアクリッププレーン)の値を設定します。MariはこのNearプレーンよりも近い距離にあるシーン部分は表示しません。
このコントロールはPerspective(透視投影)カメラビューでしか使用できません。
Far – 入力ボックス
Far clipping plane (ファークリッププレーン)の値を設定します。MariはこのFarプレーンよりも遠いシーン部分は表示しません。
このコントロールはPerspective(透視投影)カメラビューでしか使用できません。
FoV – 入力ボックス、スライダ
Field of Vision (画角)の値を設定します。これは透視投影を適用した時にどれくらいMariが表示を歪めるかを制御します。0の場合、PerspectiveカメラはOrthoカメラと全く同じビューを提供します。値を増やすと、歪みも増します。
このコントロールはPerspective(透視投影)カメラビューでしか使用できません。
関連リンク
- MARI Getting Started > Changing the View (英語)
- MARI Reference Guide > Toolbars > Canvas Toolbar (英語)