こちらの記事では、Nuke 、NukeX、または NukeStudioが予期せず終了したりクラッシュした場合の処理方法について紹介致します。
▼詳細
Nuke、 NukeX、NukeStudioがクラッシュすると、以下の画像のようなクラッシュレポートダイアログが表示されます。
説明の欄には、クラッシュした際に行った操作や、名前、会社名、メールアドレスなどの固有の情報を入力してください。これらは、発生した問題のクラッシュレポートをFoundry社が見つけるのに役立ちます。
クラッシュレポートでは、コールスタックなどのある程度の情報しか提供されないため、クラッシュする前に行った操作の手順があると便利です。
[Send]をクリックすると、クラッシュレポートと情報がサーバーにアップロードされ、アップロードに成功したことを示すメッセージが表示されます。
重要:
クラッシュレポートはサポート対象になりません。これらのレポートは分析を行うためにFoundry社の開発者に直接送られ、クラッシュの一般的なパターンを見つけるために使用されます。そのため、クラッシュレポートを送信しても、何の反応も得られません。
ほとんどの場合、クラッシュレポートは、クラッシュの正確な原因を特定するのに十分な情報を提供できません。
一貫してクラッシュが発生する場合は、サポートにご連絡頂き、システムにバグが記録されているかどうかを確認することをお勧めします。
確認を行う際には、クラッシュレポートの参照番号(上記の例では ‘Reference:4e99657b-7c7b-b8ed-4c04bb72-10d2ceff’)、再現可能なサンプルプロジェクト、および完全な再現手順、可能であれば、スクリーンを録画したファイルをご提供頂く必要があります。
推奨される手順
Nuke、 NukeX、NukeStudioはさまざまな理由でクラッシュする可能性があり、これらの手順でクラッシュを防ぐことはできませんが、最終的なクラッシュの確認と、診断を行うために次の内容を試すことをお勧めします。
- セーフモードでNUKEを起動します。
- キャッシュを削除します。
- 大規模なノードネットワークで作業するときにサムネイルを無効にします。
- 他のアプリケーションを閉じてメモリ使用量が少ないことを確認します。
- GPUを無効にしてみてください。
ご注意:
オペレーティングシステムのクラッシュログ(Mac OSのターミナルの出力など)を送信しても、クラッシュの原因を特定するには役立ちません。これは、Foundry社のクラッシュレポートが純粋にオペレーティングシステムレベルではなく製品レベルに関する情報を提供するためです。