MARI ビュー操作

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キャンバス上にあるモデルを様々な角度や視点から見るときに役立つ3Dナビゲーション機能をご紹介いたします。

Mariは基本的にAltキーをベースに3D操作を行います。

ズームイン/アウト Alt + Ctrl/Cmd + クリック＆ドラッグ、または右クリック＆ドラッグ
左右にパン Alt + Shift + クリック＆ドラッグ、または中クリック＆ドラッグ
モデルの回転 Alt + 左クリック＆ドラッグ
カメラの回転 Alt + Ctrl/Cmd + R + 左クリック＆ドラッグ

補足: 多くのLinuxウィンドウマネージャでは、Altキーがデフォルトのマウス修飾キーとして使われています。このような場合、3D環境の中でAltがカメラ操作に使われると、3Dアプリケーションにおいて問題の原因となる恐れがあります。

キーマッピングを使用してマウス修飾を別のキー（SuperまたはMetaなど）に割り当てることはできますが、方法はご使用のLinuxシステムによって異なります。キーマッピングの詳細については、ご使用のLinuxディストリビューションの資料をご覧ください。

TIP: Mariのビューポート操作はデフォルトでマウスの勢いを利用します。マウスボタンを放すと、モデルは速度を落としながら停止します。この挙動を無効にすると、モデルはマウスボタンを押した状態の時だけ動きます。

勢いの設定は、Editメニュー > Preferences > NavigationタブのMomentum Enabledのチェックボックスのチェックを外すことで無効にできます。

 

Navigationツールバーのオプション

ナビゲーションツールバーは、パン、ズーム、回転、オービットのそれぞれの動きを制御することができます。


※Editメニュー > ToolbarsでNavigationツールバーの表示/非表示を切り替えられます。

左から順番に次の項目が並びます。回転やスナップはUVビューでも使えます。

 

 ボタン

Navigationツールバーで操作したすべてのナビゲーションオプションをデフォルト設定に戻します。

 ボタン、ドロップダウン

画面上のモデルを移動するためのパン(Pan)オプションを提供します。
ボタンを変更するとアイコンの表示も反映して変わります。

    • Pan All – 全方向のパンを有効化します。
    • Pan X – パンをX軸だけに固定します。
    • Pan Y – パンをY軸だけに固定します。
    • Pan Disabled – すべてのパンを無効化します。

 ボタン、ドロップダウン

モデルのズームインとズームアウトを有効化もしくは無効化します。
ボタンを変更するとアイコンの表示も反映して変わります。

 ボタン、ドロップダウン

回転(Roll)を有効化もしくは無効化します。
ボタンを変更するとアイコンの表示も反映して変わります。

 ボタン、ドロップダウン

オービット(Orbit)をMayaのオービットシステムを模倣してカメラの起動軸を定義します。
ボタンを変更するとアイコンの表示も反映して変わります。

  • Orbit All – モデル周りの全方向のオービットを有効化します。
  • Orbit X – モデルのオービットをX軸だけに固定します。
  • Orbit Y – モデルのオービットをY軸だけに固定します。
  • Orbit Disabled – すべてのオービットを無効化します。

 ボタン、ドロップダウン

カメラビューが回転するスナップ角度のオプションを提供します。
ボタンを変更するとアイコンの表示も反映して変わります。

  • Snap 45 degrees – モデルの回転を45°の角度にスナップします。
  • Snap 90 degrees – モデルの回転を90°の角度にスナップします。
  • Snap angle disabled – モデルの回転のスナップを無効化します。

 

また、キーボードの1～6の数値キーを使用して、プリセットビューを切り替えることもできます。
（1: 左、2: 右、3: 上、4: 下、5: 前、6: 後ろ）

UVビューでも、表示またはペイントしやすくするため、モデルを回転したりリセットすることが可能です。1を押してモデルをデフォルトの位置に戻し、2、3、4のいずれかを押してモデルをデフォルト位置から逆時計回りに90°ずつ回転していくことができます。

Homeキーを押すことで、ドックされた全てのパレットの表示/非表示を切り替えることができます。

キャンバス上のタブを切り替えることで、ビューを切り替えることができます。
ビュー切り替えの詳細は『MARI ビューの切り替え』をご覧ください。

 

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