※使用しているNUKEのバージョン:NUKEX 10.5v1
こちらの記事では、NUKEX、NUKE STUDIOで使用することのできるパーティクルシステムに関連したサンプルデータの内容を画像で紹介致します。
▼サンプルデータに関して
パーティクルシステムのサンプルデータとして、ツールセットとサンプルファイルがあります。これらのデータは、商用版はもちろんですが、Non-Commercial(非商用)版でも開いて確認することが可能です。NUKEのNon-Commercial版のインストール方法につきましては、こちらをご覧ください。
▼ツールセット(Groupノード)
こちらでは、NUKEX、NUKE STUDIOにデフォルトで含まれているツールセットの結果をご紹介致します。
これらのパーティクルツールセットの作成方法と、実際にどういったノードを使用しているか確認する、または編集する方法につきましては、こちらの記事をご覧ください。
P_DustHit
任意のオブジェクトから土煙のようなパーティクルを生成します。
P_FogBox
指定した領域内に留まる霧のようなパーティクルを生成します。
デフォルトでは静止していますが、プロパティからランダムなアニメーションをつけることも可能です。
P_RainBox
指定した領域内に雨のようなパーティクルを生成します。
パーティクルに適用されている画像は、差し替えが可能です。
P_Snowbox
指定した領域内に雪のようなパーティクルを生成します。
パーティクルに適用されている画像は、差し替えが可能です。
P_Sparks
原点、または指定したオブジェクトから火花のようなパーティクルを発生させます。
P_Streaky
複数のランダムな光線エフェクトを発生させます。
色や明るさはパラメータで調整可能です。
P_Trail
任意のオブジェクトから、彗星のようなエフェクトを発生させます。
尾の動きはパラメータで調整可能です。
P_VolumetricLight
ボリュームライトのようなエフェクトを追加します。
P_Waveform
オーディオファイルを読み込み、その内容を基に波形エフェクトを生成します。
▼サンプル.nkファイル
上記のツールセット以外にも、Particlesノードの機能を紹介するためのサンプルファイルが19種類用意されています。そのうち、上記のツールセットのようなエフェクトのサンプルファイルが4種類ありますので、こちらでご紹介致します。
サンプルファイルはNUKEのDocumentationフォルダ以下に保存されています。
Windowsで、デフォルトの設定でNUKEX(NUKE STUDIO)をインストールしている場合は、以下のディレクトリにサンプルファイルが格納されます。
C:\Program Files\Nuke10.5v1\Documentation\html\scripts
Particles_Blue_Trail.nk
パーティクルのシミュレーションで青い光線の軌跡を生成しているサンプルファイルです。
Particles_Electricity_Ball.nk
パーティクルのシミュレーションでプラズマボールのようなエフェクトを作成したサンプルファイルです。
Particles_Fireworks.nk
パーティクルのシミュレーションで花火のようなエフェクトを生成しているサンプルファイルです。
Particles_Smoke.nk
パーティクルのシミュレーションで煙のようなエフェクトを作成しているサンプルファイルです。
これらのサンプルもツールセットと同様に、英語ではありますが、どのような操作をしているかの説明がファイルの中に含まれています。