MARI FBX対応について

前回のMariの記事に引き続き、今回はFBXファイルの対応について説明致します。

FBXファイルにはジオメトリ(頂点やパッチ)、マテリアル、テクスチャ、アニメーションなど、いくつかのエンティティを含めることができます。リグをベイクして頂点に関連付けるポイントキャッシュ形式であるAlembic形式とは対照的に、FBXファイルはこれらのエンティティをFBXノードにエクスポートします。これにより、必要に応じて元データにアクセスしたり操作したりすることができます。

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MARI Alembic対応について

Alembicファイルにはジオメトリ(ポリゴンメッシュや細分割したサーフェス)やカメラ、マテリアル、ライトなど、いくつかのエンティティを含めることができます。Alembicファイルは複数の異なるグループで同じアセットに取り組む際にデータを損失せずに作業することを可能にします。

MariはAlembicファイル形式に対応します。特に、単一のAlembic (.abc)ファイルで複数のジオメトリを取り扱う場合などに便利です。プロジェクトの作成またはインポート時に.obj.ptxファイルの代わりにAlembicファイルを使うことができ、独自のメッシュオプションや各エンティティに対するパラメータを設定できます。しかしながら、Mariで読み込めるのはジオメトリとカメラのみとなっており、これまで.obj.ptxファイルで作業されていた場合、いくつか考慮する点があります。

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MARI 選択ツールへの簡単な切り替え方

Mariでは、よく使うツールに対してもショートカットが割り当てられています。
一般的なツールのデフォルトショートカットは以下のとおりです。

  • S – Selectツール
  • M – Transform Paintツール
  • P – Paintツール
  • U – Paint Throughツール
  • E – Eraserツール

これらのキーをキャンバス上で押すと、そのツールに切り替えることができます。ただ、Select (選択)ツールだけ、少し挙動が異なります。

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Mari 2 と Mari 3 のパフォーマンスとエクスポート速度について

今回は、Mariの様々なバージョンに渡るパフォーマンスとエクスポートの速度の違い、そしてその背景について説明します。

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MARI ショートカットと日本語キーボード

以下の記事で説明しているように、Mariには多くのショートカットが存在します。

しかしながら、Mariは英語キーボードをベースに開発されているため、日本語のキーボードを使用していると反応が無いショートカットがいくつかあります。

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MARI Towbrushツールでペイントをレタッチ・修正する

Towbrushは、Photoshopの修正ブラシとパッチツールと類似した機能です。このツールを使ってペイントした領域を選択すると、モデルのサーフェス上でその領域をドラッグしながら動かすことができます。ペイントを移動すると、選択領域のエッジが周囲のペイントに馴染みます。これはCloneツールのように機能しますが、相違点としては、クローンした領域のエッジを周囲の色にブレンドします。


元のサーフェス

Towbrushでクローンされた黒いシミ

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7月のトレーニング日程のご案内

7月に開催するトレーニングの日程についてお知らせ致します。

Mariの導入をご検討中の方、またはご興味を持たれた方や基礎知識を身に付けたい方等、皆様お誘い合わせの上ぜひともご参加ください。

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